皆さんの中で卓球ってどんなイメージがありますか?
卓球といえば、オリンピックや旅館で遊ぶなど、様々なイメージをお持ちだと思います。
なんとなくですが、ワイワイやっていて楽しそうだなと感じませんか?
特に未経験の方にとっては、卓球は簡単そうと感じたり、あまり動かないスポーツと思いがちですよね。
私も卓球をする前は、そう思っていました。
でも実際は、思っているよりも運動量の多いスポーツなんですよ。
そのハードな動きが、実は健康にとっても効果的なんです‼︎
ではどんな所が健康にいいのか、その理由を一緒に見ていきましょう!
目次
卓球ってどんなスポーツ? 健康にいいって本当?

卓球ができる場所は、ゲームセンターやスポーツ施設に多くあります。
卓球台やラケットなどを備えている所がほとんどなので、誰でも気軽に行うことができます。
そのため、友だちとゲーム感覚で遊んだことがある方もいらっしゃいると思います。
世界各国でも親しまれているスポーツですが、卓球のことをよく知らないという方もいらっしゃますよね。
そこで、まずは卓球について知っていただきたいと思います。
卓球を知ろう
卓球とは、卓球台の中央に張ったネットを境にしてボールをラケットで打ち合い、勝負を競う競技です。

5ゲームマッチ(3ゲーム先取)や、7ゲームマッチ(4ゲーム先取)で行われるのが基本です。
1セットにつき11点先取で、スコアが10‐10になった場合は、先に2点差をつけた方が勝ちとなります。
サービスは基本2本交替なんですが、10‐10以降になると1本ずつ交替になります。
卓球は1対1のシングルスや、2対2のダブルスでプレーできるのがポイントです。
シングルスは一人で戦術を考えながら戦いますが、ダブルスはペアの方との意思疎通を図りながら戦っていくことが大事になります。
比較的怪我が少なく、実は座ったままでも行うことができるんです。
老若男女誰もが楽しむことが出来るので、生涯スポーツとも言われているんですよ。

いつでもどこでも誰でも、気軽に参加できるもののことを言うんだよ!
健康にいい理由とは?
卓球は左右の動きがメインになりますが、ネット際に打たれると前後の動きが入ってきます。
卓球台はテニスコートなどに比べて小さいので、打ち返されるスピードが速く、素早い判断が必要になります。
その他にも、速い球を目で追いコート内に打ち返すので、動体視力や調整をする力も必要になります。
卓球は相手からの返球が速く、常に左右に動いたり足を踏み出したりと動き続けます。
長くラリーが続けば続くほど、有酸素運動になるんですね。
室内でできるので、天候を気にする事なくいつでもすることが可能なスポーツなんです。
- 卓球は老若男女誰でも楽しむことができる。
- 常に左右に動いたり、足を踏み出したりと動き続ける。
- 長くラリーが続くと有酸素運動になり、健康に良いスポーツとなる。
卓球で健康になる? 驚きのその効果とは⁉︎

卓球は老若男女誰でも楽しめることができ、有酸素運動になることが分かりましたね。
その他にも、卓球には健康に良い特徴がたくさんあるんです。
では、卓球をするとどんな効果が得られるのかをご紹介します。
肥満の予防
卓球は見た目では、あまり動かないように見えますよね。
でも、1時間行うとおよそ250キロカロリーを消費するんですよ!
これは、30分間なわとびを行うのと同じぐらいの消費量になります。
かなりハードなスポーツだということが、分かりますよね。



ボケの防止
目でボールを追って動きを予測し、どのように打ち返すかを考えることで頭を使うため、脳が活発に働きます。
動きながら刺激を受けると、脳の血流も増えます。
また、素早い判断を常に求められるので、脳が活性化します。
そのため、リハビリなどの理学療法に卓球が行われているんですよ!
但し、激しく運動しすぎと逆効果になりますので、ニコニコしながら続けられる範囲で少しずつ行いましょう!
正しいフォームを身につける練習だけでも、ボケ防止の効果になりますよ。
ストレス発散
球を打ち合う音は、心地良いですよね。
上達してくると、ラリーもかなり長く続いていきます。
特にスマッシュが決まった時の爽快感は、なかなか気持ちの良いものです。
また、人との距離が近い卓球は、練習や試合が終わった後も、交流が続くことが多いそうです。
卓球は、1人ではできないですよね。
プレーが終わった後などに話をすることも、ストレス発散になりますよね。

- 肥満の予防になり、日常動作に必要な筋肉もつく
- 脳の活性化によるボケの防止
- 打ち合う音やスマッシュが決まったり、人との交流によるストレスの発散
健康にいい卓球にも注意点が! 注意すべきポイントとは?

怪我が少なく健康にいい卓球ですが、注意しなければいけないこともあるんです。
気を付ける事が分かれば、事故防止にもつながります。
ではどんなことに注意が必要なのか、ご紹介します。
姿勢
卓球は、前傾姿勢が続くので、身体の前側の筋力が強くなり、筋力バランスの前後差が生じることがあるんです。
そのため、そのままでいると腰痛や猫背になりやすいので、コンディショニングを行う必要があります。
腰痛は病院に行って治療してもらったり、湿布を貼ったりすればある程度よくなります。
しかし猫背は、普段から意識していないとなかなか治りません。
卓球はしたいけど、猫背や腰痛にはなりたくない! という方もいらっしゃると思います。
そこで、簡単にできる猫背や腰痛改善のストレッチをご紹介します。
猫背ストレッチ
- 首こり、肩こりの改善にもなる
- 寝る前に行うと睡眠の質が上がる
- 頭痛、めまい、吐き気の改善になる
腰痛改善ストレッチ
- 足にも効果があるので、太ももが気になる方にもおすすめ
- 自分に合ったレベルで出来る

捻挫や膝痛
左右への動きや前後の動きで足をよく動かすので、捻挫や膝痛も起こしやすくなります。
体が温まってないのに、急に運動をすると、怪我に繋がります。
始める前に、必ずウォーミングアップをして終わった後は、ストレッチをしましょう。

ウォーミングアップについて詳しく知りたい人は、こちらでも紹介しているので参考にしてみてください。
- 前傾姿勢が続き、筋力バランスの前後差が生じる。
- 腰痛、猫背になりやすいので、コンディショニングを行う。
- 足をよく動かすので、捻挫や膝痛になりやすくなる。
- 開始前にはウォーミングアップ、終了後にはストレッチを行う。
まとめ
卓球が健康に良いことやメリット、卓球を行う際の注意点をご紹介しました。
- 卓球は老若男女誰でも楽しめる、生涯スポーツである
- 常に左右に動いたり、足を踏み出したりと動き続けるので、有酸素運動になる
- 肥満の予防、ボケの防止、ストレス発散になる
健康に良いことがたくさんあると知ると、やってみたくなりませんか?
友だちや家族と一緒に旅館などでする、ちょっとした卓球も楽しくて良いですよね。
でも卓球クラブに入って、生涯スポーツとして取り組むのも、健康の為にはとてもいいと思います。
無理のないやり方も分かるので、一度見学だけでも行く価値はあると思います。
みなさんの家の近くにも、卓球クラブなどの施設がありますよね。
気になった方は、ぜひ調べて行ってみてください!
私も久しぶりに卓球がしたくなってきたので、友だちを誘って近くの施設でいい汗をかいてきます!