最近、ナッツ類が健康にいいとネットやテレビなどで話題になってますよね。
その中でも、アーモンドは特に人気があるようです。
駄菓子で売っていたアーモンドキャラメルなど、アーモンドに関しては皆さんも子供の頃から馴染み深いと思います。
なので、今人気なの? と疑いたくなりますよね。
でも、最近かなり健康に良いと注目が集まっているんです!


あら、まだ知らないの!?アーモンドの栄養成分を聞いたらビックリするわよ

えっ! そんなにすごいの?

わたしは、美容のためにも毎日食べてるわ
美味しくてついつい食べ過ぎてしまい、身体に悪いなと食べるのを控えていました。
でも調べてみたら、健康に良いモノがたくさんあることが分かったんです。
アーモンドが健康に良い秘密を、簡単に紹介したいと思います。
アーモンドの健康効果はホンモノだった!

健康にいいと言われているアーモンドですが、ビタミンEの豊富さが有名だからかもしれません。
確かにビタミンEの含まれる食材の中では代表的な食材ですね。
この他にも、様々な栄養成分が含まれているようですから、詳しく見てみましょう。
ビタミンEとオレイン酸で生活習慣病を予防する
アーモンドは脂質が多くて高カロリーな食品と思っていますよね?
だから健康に悪いと食べるのを控えている人がいたらもったいない話です。
アーモンドに含まれる脂質の6割がオレイン酸で、血中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
また、食材の中でも特に多く含まれているビタミンEには、活性化酸素による細胞の酸化を防ぐ働きがあります。
この二つの成分のおかげで、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の予防に効果があります。

脂質は身体に悪いと思ってたけど、逆に血液サラサラ効果があるとは驚きだね
必須ミネラルで糖尿病予防
アーモンドには、必須ミネラルが豊富に含まれていますが、その中にはマグネシウムも含まれています。
これは、タンパク質の合成やエネルギー代謝、血圧・血糖値・体温の調整などに働きます。
そのため、糖尿病予防に効果があり血糖値の改善にも期待があります。

他にも、神経の興奮を抑えて神経伝達を正常に保つ働きもあるのよ

イライラした気持ちをやわらげる効果もあるなんてすごいね
年を取っても健康でいられる効果
年を重ねても健康で居続けるのは、理想ですよね。
こんな願いにも、アーモンドは十分な力を発揮してくれます。
アーモンドに含まれてるポリフェノールは、細胞の酸化を防いでくれるんです。
細胞の老化を抑制するので、認知症の予防に期待があるんですよ!
それとアーモンドには、もう一つ予防効果があります。
それは、骨粗しょう症です。
アーモンドには、カルシウムも含まれています。
骨の生成や血液になるので、骨を丈夫にしてくれるんですよ。

骨を丈夫にしてくれるなら、私たちにも必要な成分だね。

それに、早いうちからの予防も大事よ!
女性におすすめ! 貧血や冷え性に効果的
貧血や冷え性に悩む女性って多くないですか?
そんな人に嬉しい成分がアーモンドにはあるんです。
それは豊富なミネラル成分です。
その中には、鉄分や亜鉛も多く含まれていて、貧血に効果があります。
また、ビタミンEには血行を改善する働きがあるため、冷え症や肩こりに効果があります。
さらに、カリウムは体内の余分な水分を排出してくれる効果があるので、むくみまで予防してくれるんです。

貧血や冷え性に悩んでる人は、毎日のおやつをアーモンドに代えてみることをお薦めするわ
- ビタミンEとオレイン酸で、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病予防に効果がある。
- 必須ミネラルのマグネシウムなどで、糖尿病など血糖値の改善に働き、イライラを抑える効果もある。
- ポリフェノールやカルシウムなどで、認知症や骨粗しょう症の予防効果がある。
- 豊富なミネラルが貧血・冷え性・肩こり・むくみの予防効果がある。
アーモンドの美容にいい効果とは!?

ナッツ類は食物繊維が豊富なことで知られていますが、その中でもアーモンドはトップクラスです。
そんな理由からか、欧米のセレブ女性たちが美容のためにアーモンドを毎日食べていると噂されているようです。
食物繊維以外にも、豊富なミネラルがバランスよく含まれています。
どんな美容効果があるのか紹介しますね。
若返りのビタミンで美肌に効果
アーモンドを食べると肌荒れしやすいから控えている…と思っている人はいませんか?
その考えは、現代ではかなり変わってきています。
アーモンドに多く含まれているビタミンEは『若返りのビタミン』と呼ばれています。
強い抗酸化作用があるので、シミやシワなどの肌荒れを防いでくれます。
さらに皮膚の健康維持に働くビタミンB2も含まれているので美肌効果がかなり発揮されるんですね。

肌荒れが気になっている人にこそ、積極的に取り入れて欲しいわね
ポリフェノールはアンチエイジングに効果的
アーモンドの皮は、いちいち取って食べる…なんて事はあまりしませんよね?
ピーナッツとは違い、薄皮は簡単には取りづらいのでそのまま食べる人が多いと思います。
ただ、たまに渋い皮が口の中に残ることがありますよね。
実はこの薄皮、ポリフェノールが豊富に含まれているんです。
このポリフェノールには活性化酵素が細胞の酸化を抑制して老化を防ぐという働きがあります。
つまり、アンチエイジング効果が期待できるということです。

皮が口の中に残るのが気になる人は、単品で食べずに他の物と一緒に食べると気にならないよ!
腸内環境を整えて便秘の予防に効果大
ゴボウやレタスは食物繊維が多い食品として知られていますよね。
でも、実際はアーモンドの方が倍以上に多いと知っていましたか?
この豊富な食物繊維のおかげで、お通じの改善と腸内環境を整えて便秘の予防に効果大です。
また、アーモンドの食物繊維は不溶性のためお腹の中で水分を含んでカサが増えます。
これにより、満腹感を得られて間食の量を減らしてくれます。
さらに、脂肪の燃焼効果に働くビタミンBも豊富に含まれているので、ダイエットの効果が期待できます。

便秘予防だけでなく、ダイエットにも効果があるのは嬉しいわね
- 『若返りのビタミン』で肌荒れを防いで美肌に効果がある。
- ポリフェノールが酸化を抑制し老化を防ぐアンチエイジング効果がある。
- 豊富な食物繊維で、便秘を予防し、脂肪の燃焼効果でダイエットが期待できる。
少しの工夫でもっと健康に! その方法を紹介

コンビニなどで買ってきたアーモンドは、そのまま食べるだけでもとても美味しいですよね。
それはそれで、健康にいい効果はとてもあります。
でも、せっかくならもっと効果的に食べてみませんか!?
その方法をご紹介します。
食べ過ぎは逆効果! 1日の摂取量があります。
アーモンドには、1日の摂取量の目安があります。
これには、ビタミンEが特に関係しています。
ビタミンEは、大量に摂取すると健康に障害を起こす恐れがあるからです。
アーモンドはビタミンEが豊富なので、大量に食べるのはおすすめしません。
1日の摂取量は25~30粒くらいに留めましょう。
これ以上を食べると健康を害する恐れがある他、高カロリーになってしまうので太る要因にもなるので注意して下さい。
美味しくてつい食べ過ぎてしまいがちですから、25~30粒以上は袋から出さないで食べることをおすすめします。
生のまま皮ごと食べるのが一番!
「アーモンドが生でも食べられる」とあまり知られていませんが、実は生で食べてもOKなんです。
それどころか、生のまま食べることで様々な栄養を一番効果的に摂取できます。
特に、ミネラルの吸収は生のアーモンドが一番効率がいいんです。
また、皮ごと食べることで話題のポリフェノールも摂取できますよ。
ただし、注意が必要です。
生のアーモンドには酵素抑制物質が含まれていて、体内の酵素を奪う働きがあるので、食べ過ぎはよくありません。
そこで、1日数回に分けて7~8粒くらいずつ食べることをおすすめします。

生アーモンドを食べてみたいけど、体内の酵素を奪うと聞くと・・・

生のアーモンドを水に12時間以上浸すと酵素抑制物質は無くなるわよ

ちょっとの手間だからやってみようかな

わたしは、家に帰ったときに明日の分を水に浸しておく習慣にしているわ
朝起きたときに水から出せばちょうどいいのよね

オーガニック食品や自然食品の製造・販売の桜井食品ならではの生アーモンド。
- オーガニックで安心
- 塩分が含まれていない
- 皮付きなのでポリフェノールも豊富
- 豊かな香りと味が人気
オーブンやフライパンで簡単にローストして食べられます。
もちろん、お菓子作りやお料理にも使えますよ。
お手軽な50g入りの一押し商品です。
アーモンドは食前に食べるのがおすすめ
アーモンドには、血糖値の上昇を抑えて、ブドウ糖を余分に吸収しにくい働きがあります。
また、脂質が多いので消化吸収に時間がかかります。
このことから、食前に食べることで糖の吸収を抑えて胃腸の負担を減らしてくれます。

食べるタイミングも健康には重要なんだね

そうよ! 間食に7~8粒食べただけで腹持ちがいいのも嬉しいわね
アーモンドは酸化が大敵! 冷蔵庫で保存しましょう
アーモンドを毎日買うのは大変だし、お金も余計にかかります。
だからといって、あまり大量購入も気が引けますよね。
500g袋くらいまでがお手頃でしょうか。
とはいえ、どうしても酸化が気になってしまいます。
そこで、生アーモンドの購入がおすすめです。
生アーモンドを、ジップロックやタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する。
そして、使う時に必要量だけを取り出すようにしましょう。
湿気が少なく、冷温で生のまま保存することが、酸化を防ぐ一番の方法です。
- 1日の摂取量目安は、25~30粒くらい。
- 生のアーモンドを皮ごと食べる。
- 食前に7~8粒くらいを食べる。
- 生のまま、密閉して冷蔵庫で保存する。
アーモンドを美味しく摂ろう! 厳選した4選を紹介

健康にいいアーモンドですが、せっかくならより効果的に食べたいですよね。
それに特化しているのは、やっぱり生のアーモンドです。
でも、美味しくなければ続けられませんよね。
そこで、自宅で作れる簡単レシピを紹介します。
ローストアーモンド
アーモンドといえば、香ばしく焙煎されたローストアーモンドが美味しいですよね。
実は自宅で作るのはとっても簡単なんですよ。
オーブントースターにアルミホイルを敷いて、生のアーモンドを均等に乗せて茶色く焦げ目がつくまで焼くだけです。
おおよそ5~6分で焼き上がりますよ。
フライパンでも簡単に焼けますので、こちらもおすすめします。
アーモンド自体にオイルが含まれているのでそのままで焼けますが、オリーブオイルなどを少しかけて焼くと違った香りも楽しめます。

食べる分だけ焼けば、酸化が気にならないね

1日分なら、25~30粒。分けて食べるなら7~8粒よ

手間をかけずに食べたい人は、こちらの無塩のアーモンドが美味しいよ
アーモンドチョコレート
アーモンドチョコといえば、アーモンド食品として一番人気かもしれません。
カカオポルフェノールなどアーモンドに含まれない健康成分も一緒に摂れて理想的に思えますが、問題は糖質ですよね。
そこで、糖質オフのアーモンドチョコを自分で作っちゃいましょう。
これも簡単です。
最近は、無糖のチョコレートが売っていますので、それを適当に割って鍋などで溶かして、先ほど紹介したローストアーモンドにからめるだけです。
溶けたチョコに絡めながら食べればチョコレートフォンデュになりますね。
型などに入れて冷やせば、アーモンドチョコレートの完成です。
カカオ豆から作ればさらに本格的です。

せっかくの自家製なので、健康のために生クリームやバターも控えて作りたいわね

甘党だし作るの苦手なので・・・と言う人は、糖分控えめ商品もあります
アーモンドミルク
牛乳などがダメな人は、アーモンドミルクがおすすめです。
乳成分はいっさい含まれていないので安心ですよ。
- 生アーモンド(水に12時間以上さらして水洗いしたもの) 1カップ(250gくらい)
- 水 3~4カップ(お好みで調整)
- バニラエッセンス 少々
- さらし(ガーゼ)
- 生アーモンド、水、バニラエッセンスをミキサーに入れて粉砕。
- ミキサーで粉砕したアーモンドをさらしで自然に濾します。
- 冷やして完成です。
生ものですので、当日もしくは翌日には飲み干しましょう。

さすがに、アーモンドミルクを作るのは大変って人は無糖製品のこちらをおすすめします
アーモンドオイル
さすがに、アーモンドオイルを作るのは素人には難しいですよね。
なので、使い方を紹介します。
アーモンドオイルは、今まで紹介してきた成分とほぼ同じです。
オリーブオイルのように、サラダや料理にかけて使うだけで健康効果が得られます。
簡単で便利ですよね。
また、エステでも使用しているオイルなんですよ。
保湿はもちろん、美白や紫外線予防になります。
低刺激なので赤ちゃんにも使えるのが魅力ですよ。
その他にも、髪の毛に塗れば潤いを与えてダメージの補修・保湿をしてくれます。
ドライヤーでの乾燥やダメージを軽減し、紫外線からも守ってくれます。

こちらのオイルはエステティックサロンでも使われていますよ
- トースターで簡単にローストアーモンドができる。
- 糖質オフのアーモンドチョコが自宅でできる。
- 乳成分が苦手な人はアーモンドミルクがおすすめ。
- アーモンドオイルなら、食材にかけても、肌や髪の毛に塗っても健康に効果がいい。
まとめ
アーモンドがいかに健康によくて、人気が高いのかがよく分かりましたね。
世の女性陣はもちろん、すべての老若男女に最適な健康食品です。
その内容をもう一度振り返って見てみましょう!
- 必須ミネラルと脂質で生活習慣病を予防する。
- ミネラルバランスが認知症や骨粗しょう症の予防をする。
- 豊富なミネラルで貧血・冷え性・肩こり・むくみを予防する。
- 便秘を予防し、美肌などアンチエイジング効果やダイエットにも効果がある。
- 食べ方の一工夫でさらなる健康食品になる。
これだけのことを知ってしまった今、アーモンドを取り入れる魅力がいっぱいですね。
ちょっとだけお腹が空いた時、いつものおやつの代わりに取り入れてみてはいかがでしょう。
毎日摂取することで健康に少しでも近づいていけます。
アーモンドを美味しく食べて、みんなで健康になりましょう。
他にもこんなナッツがお薦めですよ。一緒に読んでみて下さいね。
アーモンドって健康にいいと聞くけど、実際のところはどうなんだろう?