生まれたばかりの赤ちゃんってホントかわいいですよね。
健康にすくすくと育ってほしいと親だったら誰もが思いますよね!
しかし、初めて赤ちゃんを育てる方は、
「眠る時間が短くて、病気にならないか心配」
「いつごろゆっくり寝てくれるんだろう」
「他の家もみんなこうなの?」
と赤ちゃんと睡眠については、子育てをする中で大きな悩みですよね。
『睡眠も、時間をかけて育てていくもの』と今まさに子育てしている知人が言っていました!
そこで、新生児期~1歳の睡眠サイクルについて、知人の話をまとめてみました!
この記事を見て、少しでも子育て真っ盛りのママさんの手助けになることを願っております。


目次
まずは新生児の眠りの特徴を知りましょう!
生後1ヶ月頃までの赤ちゃんは、1日15~20時間くらい眠るとされています。
もちろんそれより少ない時間でスクスク育つ子もいますよ!
ひたすら欲求を満たす時期
視力もまだはっきりしていない新生児期は、食事・排泄・睡眠の練習をする時期です。
昼と夜を判断することもまだできないので、体が睡眠を欲しがったらその都度眠ります。
ミルク・授乳後2~4時間眠るとされていますが、とにかく眠りが浅いです。
なので、2~4時間を通して眠ることは少なく、数十分寝て目覚めて…と繰り返すことも多いです。
浅い眠りを繰り返す
大人と同様、レム睡眠・ノンレム睡眠を繰り返して眠ります。
新生児期は、大人と比較するとレム睡眠の時間が長く、浅い眠りで刺激に敏感です。
目覚めてしまっても自分で入眠できる子もいれば、寝かしつけが必要な子もいます。
これには個人差があり、成長によって次第に睡眠の力をつけることができます。
睡眠の力をつけるには、質の良い睡眠をもたらす配慮を早くから始めましょう。
- 新生児期は平均1日15~20時間の睡眠を細切れでとる
- 眠りが浅く、些細な変化に反応する
- まだまだ睡眠の練習段階!

月齢別の眠りの特徴を知ることでのびのび成長させましょう!
個人差もありますが、生後3~4ヶ月頃から昼と夜の区別ができるようになってきます。
生後2ヶ月~1歳頃までの睡眠時間や眠りの特徴についてまとめました。
生後2~3ヶ月の眠り
この時期の睡眠時間は平均すると14~15時間程度とされています。
昼間に起きている時間が増え、少しずつ昼夜の区別がつき始める頃です。
同時に様々な器官が発達しているので、刺激にさらに敏感になり、寝かしつけに苦労することも増えます。
朝は気持ちの良い空気で親子でリフレッシュし、夜は毎晩同じ時間に消灯を心がけ、赤ちゃんに生活のリズムを身につける準備をさせましょう。
生後3~6ヶ月の眠り
まとまった時間を眠るようになる子が増えるのはこの時期で、平均13~14時間眠るそうです。
日中にお昼寝を3回、夜にある程度まとまった時間を眠るようになります。
それでも、夜間授乳などで3時間ごとに起きる子もまだ多い時期です。
昼間は一緒にお散歩をしたりして活動的に過ごし、夕方から落ち着いた環境づくりをしていきましょう。
生後6ヶ月~1歳頃の眠り
この頃になると、離乳食を食べるようになり、変化も多くなってきます。
睡眠時間は11~13時間くらいになります。
およそ生後6ヶ月頃から「夜は眠るもの」という認識ができるようになり、生活リズムも整えやすくなります。
卒乳をきっかけに夜通し眠れるようになった、という話が増えるのも生後6ヶ月以降からです。
日中の睡眠時間が長いと夜に影響するようになるので、お昼寝の時間も毎日決まった時間にすることをおすすめします。
- 生後3~4ヶ月頃から生活リズムを整えるようにする
- 日中は活動的に、夕方から家でしずかに過ごす
- 離乳食のスタートが睡眠時間を延ばすきっかけに!
- お昼寝は長時間させないようにする


これを知っておくと安心! 快適な睡眠をもたらす方法を紹介!

大人と同じで、赤ちゃんもリラックスしていたほうがしっかりとした睡眠がとれます。
そこで、赤ちゃんの快適な睡眠のために、お手伝いをしましょう。
生活のリズムを整える
なるべく早い時期から、生活のリズムを整えるのが理想的です。
慣れない育児に家事で、1日はあっという間に過ぎてしまいますね。
あやしているうちに食事の時間が過ぎてしまったこともあるかと思います。
食事や入浴、帰宅時間など、毎日同じ時間に設定しやすいものから取り組みましょう。
毎日同じ時間に眠りにつくことは難しいですが、消灯時間は同じにするようにしましょう。

環境を整える
騒がしいより静かに、明るいより暗くして「夜=眠る時間」だということを理解してもらいます。
- 照明をすべて消す・・・赤ちゃんは光をじっと見る性質があります!
- おもちゃを片付ける・・・手の届く所におもちゃがあると眠りに集中できません。
- 温度湿度計を置く・・・室温25℃前後、湿度50~60%をキープしましょう。
無理のない範囲で、ご家庭に合った方法を選んでください。
入眠儀式を決める
寝る前の行動を毎日同じにすると、赤ちゃんも理解しやすいとされています。
お布団に入ったら絵本を読んで消灯する、子守唄を歌うなど、赤ちゃんの性質をみて、忙しい生活のなかでも簡単に取り入れられるものを実行しましょう。


「ライナスの毛布」と呼ばれていて、スヌーピーのキャラクターからきているんだって!
- 食事や入浴、消灯を毎日同じ時間にすることからはじめる
- 夜は暗く、静かな部屋づくりをする
- いきなり消灯せず、リラックスする時間を設ける
まとめ
ロングスリーパー、ショートスリーパー、寝つきがいい人、悪い人がいるように、赤ちゃんの睡眠の質にも個人差があります。
他の子と比べて悩む必要はありません!
眠ることも、時間をかけて力をつけていく必要があります。
数字はあくまで目安とし、焦らずに睡眠の成長を見守りましょう。
そこで今回紹介した
- 新生児は平均15~20時間眠る(浅い眠りを繰り返す)
- 生後2か月から1歳までで昼と夜の区別がついて生活リズムを整っていく
- 赤ちゃんが眠りやすいようにリラックスさせることが大切
以上の事を是非、参考にしてみてください!
いきなり夜通し眠ることは期待せずに、子どもの月齢にあった生活スタイルを見つけて、心地よい環境づくりをはじめてください。
しっかり遊んで食べて寝て、親子で健康を育みましょう!